「LINEポケットマネーの返済を忘れていた…」
「うっかり残高不足で引き落とされなかったけど、これってヤバいの?」
このような不安を感じている方も多いのではないでしょうか。 LINEポケットマネーは手軽に使える便利なサービスですが、返済を滞納してしまうと遅延損害金の発生や信用情報への悪影響、最悪の場合は裁判や財産差押えにまで発展する可能性があります。
この記事では、LINEポケットマネーの滞納に関するリスクを時系列で詳しく解説。さらに、今すぐできる対処法や滞納を回避するコツも紹介します。 「まだ支払えていない」という方も、今から対応すれば間に合うかもしれません。ぜひ最後までお読みください。
LINEポケットマネーの返済方法と返済日について
LINEポケットマネーでは、利用者のライフスタイルに合わせて柔軟に返済ができるように、2つの返済方法が用意されています。
それが「約定返済」と「随時返済」です。
それぞれの特徴や違いをしっかり理解しておくことで、無理のない返済計画を立てやすくなり、延滞やトラブルを未然に防ぐことにもつながります。
約定返済とは?
「約定返済」とは、LINEポケットマネーの契約時にあらかじめ設定した毎月の返済日に、利用残高に応じた返済額が自動的にLINE Pay残高から引き落とされる方式です。
返済日は「毎月16日」または「毎月26日」から選ぶことができ、自分の給料日などに合わせて設定することで、支払い漏れを防ぐことができます。
- 16日返済を選んだ場合:当月16日にLINE Pay残高から自動引き落とし
- 26日返済を選んだ場合:当月26日にLINE Pay残高から自動引き落とし
もし、引き落とし日にLINE Pay残高が不足していた場合、再振替(後述)などの対応になりますが、延滞扱いとなり遅延損害金が発生するため要注意です。
随時返済とは?
一方で、「随時返済」とは、決まった返済日に関係なく、自分の好きなタイミングで任意の金額を返済できる方法です。
随時返済の最大のメリットは、利用残高を早めに減らすことで利息を節約できる点です。LINEポケットマネーの金利は年率3.0〜18.0%(多くのユーザーが上限金利の18.0%)とされているため、早めに返済することでその分の利息をカットできます。
たとえば、給料日後やボーナスが入ったタイミングで、余裕のある分を繰り上げ返済することで、トータルの支払い金額を軽減することが可能です。
随時返済の活用例
- 月の中旬に臨時収入があった
→ 一部を随時返済にあてる - 支払い日直前に全額返済
→ 利息が最小限に抑えられる - クレジットカードの引き落としと重ならないタイミングで返済
→ 家計を安定させやすい
なお、LINEポケットマネーはLINEアプリ内で完結するため、いつでも利用残高や返済額、返済履歴を確認することができます。
LINEポケットマネーの返済ができなかったときの対処法
「うっかり返済日を忘れてしまった…」
「LINE Pay残高のチャージを忘れていた」
そんなとき、焦らずに正しい対処をすれば、大きなトラブルに発展せずに済む可能性があります。
LINEポケットマネーでは、返済日にLINE Pay残高が不足していても、一定期間内であれば再振替によって延滞を解消できる仕組みがあります。ただし、再振替が完了するまでの間は遅延損害金が発生し続けるため、できる限り早めの対応が大切です。
以下では、返済ができなかったときの具体的な対処法を3つご紹介します。
対処法①: LINE Payにチャージして再振替を待つ
もっともシンプルかつ確実な対処法は、LINE Pay残高にチャージを行い、自動での再振替を待つことです。
返済日に引き落としできなかった場合でも、翌日以降に残高が回復していれば、LINEポケットマネーが自動的に再振替処理を行い、滞納状態を解消してくれます。
このときのポイントは、できるだけ早くチャージすること。例えば延滞の翌日にすぐチャージすれば、1日分の遅延損害金(年率20%を日割りで計算)だけで済む可能性が高く、信用情報にも深刻な影響を与えずに済みます。
おすすめのチャージ手段
- 登録済みの銀行口座からチャージ
- セブン銀行ATMを使って現金チャージ
- LINE Payボーナスや他の送金機能を活用
「残高不足に気づいたらすぐチャージする」ことが、もっとも手軽でダメージの少ないリカバリー方法です。
対処法②:銀行口座からの自動チャージを利用する
もし、チャージを忘れて放置してしまっても、あらかじめ銀行口座との連携設定をしていれば、延滞10日後および20日後に自動チャージが実行される仕組みがあります。
これは、LINE Payの「オートチャージ機能」によって行われるもので、銀行口座に残高がある場合には、ユーザーが操作をしなくてもチャージと再振替が完了するのです。
ただし、この方法には注意点もあります。
- 自動チャージはすぐに行われるわけではない
→ 延滞10日目・20日目の2回だけなので、それまでの間は遅延損害金が加算される - 延滞期間中はLINEポケットマネーの利用が停止される
→ 完済するまで再利用はできない - 口座に十分な残高がないと自動チャージが失敗する
したがって、「放っておけば勝手に解決する」と油断するのではなく、自分でチャージするのが最も安全で迅速な対処法だといえます。
対処法③:延滞額が100円未満の場合は要注意
意外と見落とされがちなのが、返済額が100円未満の場合の延滞リスクです。
LINEポケットマネーでは、延滞額が100円未満の場合、自動チャージ・自動再振替が行われません。そのため、たとえ数十円の未払いでも、放置すれば延滞扱いとなり、信用情報に“延滞履歴”として記録されるリスクがあります。
この場合、以下のような悪影響が出る可能性があります。
- クレジットカードの審査に落ちる
- スマホの分割払い契約が通らない
- ローン契約時に信用評価で不利になる
「たった数十円だから大丈夫」と思っていると、後々大きな代償を払うことになりかねません。
LINEアプリ内の「ポケットマネー」メニューから返済状況はいつでも確認できるため、請求金額の確認を習慣化することが延滞予防につながります。
LINEポケットマネーを滞納したときの5つのペナルティ
LINEポケットマネーは少額から借りられる便利なサービスですが、返済が遅れると次第に深刻なペナルティが発生します。たとえ“1日でも延滞すれば信用情報に記録”される可能性があるため、「少額だから大丈夫」と油断は禁物です。
ここでは、LINEポケットマネーを滞納した際に実際に起こる5つのペナルティについて、具体的にご紹介します。
ペナルティ①:サービスの一時利用停止
返済日にLINE Pay残高が不足し、請求額の引き落としができなかった場合、その翌日からLINEポケットマネーの利用が自動的に停止されます。新たな借入はできなくなり、残高照会や随時返済の一部機能が制限されるケースもあります。
この利用停止措置は、延滞額が全額支払われるまで続きます。たとえ1日だけの滞納でも「延滞履歴」として記録に残る可能性があり、信用評価にマイナス影響を与える要因にもなります。
延滞を解消すれば再び利用可能になりますが、延滞した事実は信用情報として一定期間保持されるため、将来的な審査に響く可能性もあります。
ペナルティ②:年率20%の遅延損害金が発生
LINEポケットマネーでは、返済が遅れると延滞日数に応じて“遅延損害金”が課されます。その利率は年率20%と高めに設定されており、たとえ短期間の滞納でも支払額は膨らみます。
【遅延損害金の計算式】
利用残高 × 20% × 延滞日数 ÷ 365
例)10万円を10日間延滞した場合
10万円 × 20% × 10日 ÷ 365日 = 約548円
の遅延損害金が加算されます。
一見すると少額に感じられるかもしれませんが、長期間放置すれば金額は雪だるま式に膨らみ、返済の負担がどんどん大きくなってしまいます。
ペナルティ③:信用情報に延滞履歴が登録
LINEポケットマネーを提供しているLINE Credit株式会社は、以下の信用情報機関に加盟しています:
返済が1日でも遅れれば、その情報が「支払遅延」として信用情報に登録される可能性があります。記録された情報は、他のクレジットカード会社や銀行ローンの審査にも共有され、利用者の「信用力」を下げてしまいます。
特に注意すべきは、完済しても“延滞履歴は2年間保存”され続けるという点です。この間は、住宅ローンやカーローン、スマホの分割購入などの審査で不利になることも十分ありえます。
ペナルティ④:ブラックリスト登録リスク
延滞が2ヶ月以上続くと、信用情報に「異動情報」として記録され、いわゆる「ブラックリスト入り」となります。これは信用情報上の重大な事故情報とされ、以下のような深刻な影響が生じます。
ブラックリスト登録の影響
- クレジットカードの新規発行や更新ができなくなる
- 各種ローン(住宅・車・教育など)の審査に通らない
- 携帯電話の分割払いが利用不可になる
- 賃貸物件の保証会社審査で落とされる
この「異動情報」は完済しても5年間は信用情報に保存され続け、生活全体に大きな制約を与えることになります。
たとえ延滞額が100円程度でも、延滞日数が長ければ問答無用でブラックリスト入りとなる点は見落としがちなので注意しましょう。
ペナルティ⑤:債権回収会社への債権譲渡・裁判リスク
延滞が長期間続いた場合、LINE Credit株式会社は債権を回収専門の業者(債権回収会社)に譲渡する可能性があります。
債権が譲渡されると、以下のような流れで事態はさらに深刻化していきます。
- 内容証明郵便による一括請求の通知
- 裁判所から支払督促や訴状が届く
- 敗訴後に給与・銀行口座・財産の差押えが実行される
一括請求に応じず放置すれば、債権回収会社は裁判を起こし、勝訴後に法的な強制執行(差押え)に踏み切ります。ここまで進行すると、給料の一部や銀行預金が毎月差し押さえられるだけでなく、勤務先にも「差押え通知」が届いてしまうため、職場に知られる可能性も。
差押えが実行された後に任意整理などの債務整理を行うのは非常に困難です。裁判が起こされる前に、債務整理の相談を含めた早急な対応が必要となります。
どうしても返済できない場合の対処法【裁判沙汰になる前にすべきこと】
「毎月の返済がどうしても間に合わない…」
「延滞が続いていて、もうどうしたらいいか分からない…」
このような状況に陥ってしまったとしても、まだ手遅れではありません。大切なのは、“放置せずに正しい対処をとること”です。借金を減額、あるいは返済を一旦止められる法的な手段もあるため、深刻化する前に冷静な判断を下しましょう。
ここでは、LINEポケットマネーの返済が困難な場合に検討すべき、現実的な2つの対処法をご紹介します。
対処法①:弁護士に相談して「任意整理」を検討
延滞が長引いていても、裁判が始まる前であれば、任意整理によって借金問題を解決できる可能性があります。任意整理とは、弁護士を通じて債権者(この場合はLINE Creditや債権回収会社)と交渉し、以下のような条件で和解を図る手続きです。
任意整理で期待できる効果
- 延滞利息・遅延損害金の免除
- 毎月の返済額の軽減
- 分割払いによる返済スケジュールの見直し
- 督促や取立ての一時停止
LINEポケットマネーの返済が苦しいと感じている方は、まずは任意整理の無料相談を行っている弁護士事務所に現状を話してみることをおすすめします。
任意整理は裁判所を通さないため、職場や家族にバレずに手続きできるのも大きなメリットです。「まだ裁判まではいっていないけど不安…」という方は、今すぐ動くことで被害を最小限に抑えられます。
対処法②:自己破産・個人再生という選択肢も
もし、返済能力がまったくない場合や、すでに多重債務に陥っている場合は、「自己破産」や「個人再生」といった法的な債務整理手続きを検討する必要があります。
それぞれの違いは以下の通りです。
手続き名 | 特徴 |
---|---|
自己破産 | 全ての借金が免除される。ただし、一定の資産は処分される。 |
個人再生 | 借金を大幅に減額(5分の1~10分の1)し、3~5年かけて返済。住宅などの財産を残すことが可能。 |
これらの手続きは裁判所を通して行うため、ブラックリスト登録などのデメリットは避けられませんが、逆にいえば“延滞を放置して裁判→差押え”という最悪のルートを避けるための、現実的かつ合法的な対処法でもあります。
とくに「スマホ分割の滞納」「クレカ複数枚の未払い」など、LINEポケットマネー以外にも借金がある場合は、自己破産や個人再生を検討すべきタイミングかもしれません。
LINEポケットマネー滞納を防ぐためにできること
延滞を避ける最善の方法は、「うっかり」をなくすこと。そして、支払能力があるうちに余裕を持った対応をしておくことです。
以下は、今すぐ取り入れられる現実的な対策です。
- 支払日前にスマホのリマインダーを設定する
→ 支払い日が近づいたら通知が届くよう設定しておくと安心です。 - 給料日後すぐにLINE Payにチャージしておく
→ 支払日前の“残高不足による延滞”を未然に防ぐことができます。 - 余裕のある月は「随時返済」で繰上げ返済を行う
→ 利息を減らせるだけでなく、借金完済のスピードも早まります。
まとめ:LINEポケットマネー滞納2ヶ月でブラックリスト登録、その後は裁判沙汰の可能性も!
LINEポケットマネーは手軽に使える反面、返済の遅れが重大なトラブルに発展するリスクも抱えています。
返済日をうっかり忘れただけでも、年率20%の遅延損害金が発生し、信用情報に傷がつく可能性があります。
さらに、延滞が2ヵ月以上続けばブラックリスト登録となり、クレジットカードの発行やローン審査に通らなくなるなど、日常生活にも深刻な影響が出るでしょう。
しかし、適切な対応をすれば状況は改善できます。
- 延滞直後なら「LINE Payへの即チャージ」でリカバリー可能
- 延滞が長引いた場合は「任意整理」や「債務整理」で対処可能
重要なのは、“滞納を放置しないこと”です。
信用情報や生活への影響を最小限にとどめるためにも、今のうちにできることを一つずつ着実に行動に移しましょう。
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